今朝の「折々のことば」

この書き出しは藤澤周平の短編小説「玄鳥」の中の一説だ、玄鳥は「つばめ」のことである。
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ツバメが巣を作る家は昔から、平凡な、幸せな家庭だといわれている。主人公 路は兄がなくなったので、若い時、弟子粗忽者、兵六が好きだったが、家柄が違うので他家から今の婿をもらう。当主となった、その婿が毎年、巣をかけていたツバメを下男に命じて、取りはらう。 原作で 最後に昔を懐かしむ路の心を下男との言葉のやり取りで思う
・・・・「杢平、来年はツバメは来ないでしょうね」「へい、今度は来ますまい」 曽根兵六も、だしぬけに巣を取り上げられたつばめのようだと路はおもった。生死いずれにしろ、兵六にはもはや二度と会うことがないだろうともおもった。 
 藤澤周平氏の作品、何度読んだことだろう。また読み直せと今朝の「折々のことば」は
ささやいているようだ・・・!




by john3-16-1303 | 2018-08-26 19:01 | Comments(0)

「世は去り、世はきたる。しかし地は永遠に変わらない」 伝道の書1:4 since 2008


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